定点観察/48 スピリットが動けなくなったことを逆手にとり、火星の核が液体なのか固体なのか を調べる観測が始まっている。具体的にはスピリットが発する電波を数か月かけて 追跡し続けて火星表面の一地点の動きを数cm単位の正確さで調べ、自転に伴う 火星のわずかなふらつきを検出する。また、これまで通りロボットアームを使って 周囲にある土壌を調べ、水が関係して形成された物質の存在などを調べる。 その他、風による砂の粒子の移動や大気のモニターなども行なう。 なお、もう1台の火星探査車オポチュニティーの方は今月15日、18日、20日の 3日間に170mを走破。約1000年前に形成されたと考えられている 「Concepcion」と呼ばれる若いクレーターの手前100mに到達しており、 今後同クレータを撮影する予定だ。 [112日目] [113日目] [114日目]
by tomhana0907
| 2013-12-07 04:18
|
ファン申請 |
||