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《フォトレター477》

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走馬灯のように/18


人の心はうつろいやすい/徒然草26段
「風も吹きあへずうつろふ、人の心の花に、馴れにし年月を思へば、
あはれと聞きし言の葉ごとに忘れぬものから、我が世の外に
なりゆくならひこそ、亡き人の別れよりもまさりてかなしきものなれ。」

出だしの「風も吹きあへず」と「人の心の花」という言葉には
うつろいやすい人の心を嘆いた、2つの和歌が潜んでいる。
まずは紀貫之の歌から。
[桜花 とく散りぬとも おもほへず 人の心ぞ 風も吹きあへず]
桜は風に誘われて散ってしまうものだけど、
人の心という花は風が吹かなくても散ってしまうじゃないか。

そしてもう1首は小野小町の歌。
[色見えで うつろふものは 世の中の 人の心の 花にぞありける]
花の色はその色があせていくのが見えるけど、
人の心の花は気づかないうちに色あせ、やがて失われるもの。
小町だけに「人の心の花」はやはり「恋心」のことだろう。


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スズメ達が屋根の上から見つめていた。

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これが野鳥たちの止まり木だ。

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冬の空に映えるたわわな赤い実。

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椿も咲いていた。

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これはオマケ。
by tomhana0907 | 2014-01-31 04:30
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